ソラマメブログ

2008年04月17日

after school communication

僕は「人が好きである」
僕は、決して、人付き合いは上手な方ではないが、この世の中には本当にたくさんの個性を持った人がいてとても面白いと思う。
だから、今まで生きてきた人生の中で「嫌いな人」というのはほとんど存在しない。まぁ、これは僕自身の性格的な部分もあるとは思うが。そして僕はこういう自分の性格を生かせる仕事を自ら選んだ。これが正解だったのかどうかは未だに分からない。

世の中では、人と人との繫がりが希薄化してきてると言われてから久しい。
これは、パソコン通信やインターネットの発達が、生身の人間との繋がりを希薄化させている、とも一部では言われている。
確かに、それは否定できないと僕は思う。画面の前で言葉のみで会話をしていると、相手が見えない分、人を傷つけるような言葉や、暴力的なことを言っても、相手が傷ついていることは肌で感じることはないし、立場が悪くなれば、ネットに繋がなければ良いだけの話。
誰かが発した一言でひどく傷つき、ひどく悩んでしまう人だっているだろう。SLも含め、こういった媒体の発達が、相手の心が分からない人間を生み出しているのも事実であろうと僕は思う。
しかし、こういった媒体も、使い方一つで、マイナス面だけではなく、人にとってプラスにも大きく作用すると僕は考える。
詰まるところ、こういった媒体は、人とのコミュニケーション抜きでは考えられないのである。例えば、現実の社会で人とのコミュニケーションが困難な人がいる。病気で寝たきりの人や、学校でいじめられて苦しんでいる人たちがいる。もし、こういう人たちが、こういったネット媒体を、拠り所として考えてくれたらどうだろうか。ネットの世界では、相手の姿形は見えないので、外見で判断されたり偏見を持たれることは決してない(本当は現実社会でもこんなことがあってはいけないのだが)。例えば、毎日、学校でいじめられて苦しい思いをし、自殺を考えていた少年がネット媒体を通して、相談しあえる仲間や助けてくれる仲間と巡り会うことができ、自殺することを考え直したならば、大切な一つの命が救われたと言うことになる。ただ、ネット媒体ももちろん、現実社会と同じく、人と人とのコミュニケーションが大切であることは言うまでもない。そこをしっかり考えないと、一瞬にしてネット媒体は犯罪の温床と化してしまう。

人間には一人一人に人権がある。それは例えどんな人間であろうとも。それをしっかり分かっていれば人を深く傷つけるようなことは起こらないと、僕は信じたい。

僕は、SLを始めてからずっと、「SLで何をしようか」と考えてきたが、少しだけ見えてきたような気がする。やっぱり僕は人と関わるようなやり方でしかRLでもSLでも生きられない人間なのかもしれない。

今日、一人でSLを散策していたら、私の母校があった。いつの間にかロゴも変わっていた^^;
after school communication


Posted by Masa Convair at 20:02│Comments(0)
 
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